徹創レザークラフトブログ

クロコの染色

何年も前ですが、リアルクロコ(実用)というお店に遊びに行かせて貰った時に、クロコ革の端切れを沢山いただいてしまいして。
久々に、レザークラフトを始めるにあたって在庫を色々と見ていた時に、このクロコ革を使って何か作りたいなと。

ただ、デフォルトのマットな感じのエメラルドグリーンのような色がちょっと好みじゃないぞって事で、染色をしてみる事に。

クラフト社のWA染料の青を使います。
水・アルコール両用染料となっていて、ボトルの説明を読むと革に十分湿り気を与えてから染料を与えて染色しろとなっています。
ただ、このクロコ、水に強くてちょっと湿り気を与える程度じゃまったく水が入りませんw
仕方がないので、洗面台に水を張ってどぶ漬けして突っ込んでおいたら、全体的に水を含んでくれました。

折角のクロコなので失敗したくないなと、端切れで染料が入るか試してみましたよ。

エメラルドグリーンが濃い深緑っぽい色になった事を確認。
ただ、WA染料には水が薄め液で希釈してから使えと書いてますけど、希釈したら元のエメラルドグリーンが強くってあまり色が入らない感じ。

ってわけで、原液をドバドバとぶちまけるように染めてみます。

何度も繰り返し塗って、がっつり染料が入って染まってくれたようなので、最後に色映り防止を目的としてレザーコートを塗って終わりです。

本当は、レザーコートを塗るのは乾いてからがよかったようなので、乾いてからももう一回塗ってます。

一晩放置して乾かしてから、ヌメ革を裏張りしたところです。

何せ元々端切れで1枚では使えるサイズじゃないので、真ん中で継いで作品に仕上げます。

クロコの部位によって、色が入りやすいところと入りづらいところがあって生まれた色むらが、個性的な革になって良い感じかなと。

コメント

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