作り方・制作工程01 ＜小銭入れ＞

プレゼント用の小銭入れの作り方・制作工程です。今回は余った革を使っているためタダですが、買っても1,000円もしないぐらいの革で出来ます。興味ある方は作り方の参考にしてぜひチャレンジしてみてください。

１．型を作る

完成形をある程度想定して、型を作成します。この場合は雑誌の紙を折って、馬蹄形にハサミで切ったところです。

革の裏側から、作成した型にあわせてボールペン等で線を引きます。

引いた線に合わせて革をカットします。どんなものが出来るか想像できますか？

細長い長方形状の革を水に塗らして、ハンマー等で叩きながら、断面形状がＷの文字のようにします。

マチを本体の革に貼り付けます。この時、張り合わせとなる両面に紙やすりをかけて、ボンドで接着しやすいようにしておきます。

マチの反対側に、正面側の革を貼り付けます。

縫うために、穴を開けます。三又の道具で、等間隔の穴のしるしを付けた後に、菱目打ちで穴を開けます。

二本の針で、交互に左右から糸を通して縫って行きます。出来るだけ同じ力で、縫い目がバラバラにならないようにします。

一定の力で均一な縫い目になるよう縫います。

ドットホックを取り付けるために、穴をあけます。

ドットホックを打ちます。

こんな感じで装着します。

端部全体に紙やすりを掛けて、フノリ（コバ磨き）を塗ります。向かって上側がフノリを塗って磨いた後で、下側は紙やすりをかけてあるだけの状態です。テカリが違います。

全体にフノリを塗って磨いたら完成です。かわいい感じに仕上がりました。

鹿革の紐を通して、首にぶら下げたりしたらいかがでしょう。