徹創レザークラフト

なんと、こんな本があるんですね。
それこそ製作過程があったら最高だと思っちゃったりしますが、
この本のメインはきっと「全製品カタログ」なんでしょうね。

自分で運ぶ人を対象にしてないにしても誰かが運ぶんだから
その人のために軽くしてあげようよ、と思ってしまうのは私だけ？

トランク用の木枠を作っているとことか、半裁から切り出してる写真などはあるんですけど、全工程の流れは無いですね。

トランクを買うお金持ちは自分で持たないから、丈夫さだけは損ないたく無いといった感じだと思います。
昭和53年のものですので、今となっては現実にそぐわなく、全てそんな考え方はしていないでしょうけどねぇ・・・

ベンツに似てるなぁ…と思いました。
「確かに我が社の製品は高いですが、我が社の思想や価値がわかる人だけに買っていただければけっこうです」
みたいな事を何かで読みました。
言うだけのことはあるとは思いますが、言っちゃダメだろ。
最近は北米生産もするし、クライスラーと合併？吸収？したからそういうことも薄れてはいるでしょうが。

きっとどちらも創始者が考えていたものとは違うんだろうな…。
源流に近いほど魅力を感じます。
音楽でも道具でも。

まぁ、根底にあるのは使ってくれる人が
気に入ってくれれば(・∀・)ｲｲ!!って事
ですかね？
ブランド品やノンブランド品・高いか安いか
なんてちょっとした味付けに過ぎないと
おいらは思うのですが・・・
(；´ω`)y-~~

安いものと高いものを比較しちゃえば、ほとんどの場合高いものの方が質が良いのは当たり前ですが、金額差と質の差が個人的満足に繋がるかどうかっていうのがありますよね。

素人が商売を考えると、ほんとくそむずい事なんだなと思います。