作り方・制作工程05<染色>

革の染色に挑戦してみました。

1.染色の為の道具

クラフト染料(緑)・レザーバインダーとレザーコードです。ゆざわやの店員さんに教わった方法なのですが、染料で染めた後、レザーバインダーを塗り、レザーコートで保護します。

2.染める革

試しに余ったサドル革(15cm×15cmぐらい)を染めてみました。タンロウ革とかの方が染めやすいらしいのですが、物は試しということで。染料を塗る前に、水で革全体を濡らしておきます。

3.染め(1回目)

クラフト染料を5倍ほどに水で薄めて、綿布(Tシャツの切れ端)にて染料を塗っていきます。5倍に薄めた場合は、5回塗れば良いという店員さんのお話でした。

4.染め(2回目)

革の場所によって染料が入りやすいとこと入りづらい所とがあるようです。

5.染め(3回目)

だいぶまだらになってしまっています。

6.染め(4回目)

部分的にだけ色が付いてます。

7.染め(5回目)

予定では、5回目で塗り終わる予定だったのですが、ぜんぜん染まっていません。5倍以上に薄めてしまったのかもしれません。適当すぎたかな。

8.染め(6回目)

予定の5回目を超えて、全体的に染まるまで塗ることにします。

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9.染め(7回目)

1回目から5回目よりも、染まるペースが速くなっています。これは、薄めすぎたかもということで、染料:水の比率で、染料の割合を高くしました。適当ですが(笑)

10.染め(8回目)

大分染まってきました。革の端の方が染まりづらいようですが、使用する予定の面積は十分なので、念のため後一回で染め終わりとします。

11.染め(9回目)

一応これで染め終わりとします。写真では、まだむらが大分あるように見えますが、実物はそうでもなかったので。

12.レザーバインダー

染め終えた後に、レザーバインダーを塗ります。これも、綿布(Tシャツ)に付けてから、革全体に均等になるように塗ります。説明によると、ラッカーの下塗り剤として革と密着し、ヒビ割れを防ぎ、ラッカーの仕上げ効果を高めるとのこと。
(水性アクリル系下塗り剤)

13.レザーコート

レザーバインダーを塗り終えた後に、レザーコートを塗ります。レザーバインダー同様にして塗りました。これを塗ったら、表面がツルツルになりました。
説明によると、レザーコートだけで仕上げが出来、水溶性である。自然なソフトな仕上げになります。
(水性アクリル系仕上剤)

14.染色断面

本当に表面の薄い部分だけが染まっています。もっと内部まで染料が入ってるのかと思ったのですが、そうではないようです。

15.染色断面

染めた革のコーナー部です。多少ムラがあるようです。タンロウ革がどのくらいサドルに比べて染めやすいか比較の為にも今度やってみたいと思います。
この革をちょっとだけ使用した作品はこちらです。

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