徹創レザークラフトブログ

マチ付きキーケースを製作

そもそも、去年自分用のキーケースを新調したばかりだったんですが、コロコロとした感じでカバンの中での存在感が大きかったので、もう少しなんとかならんかなと前から思っていたんです。
で、ふと、丸っこい原因は左右から巻く形なので、これをマチに変えちゃえばいいんじゃないかな?と考えました。

マチにした場合をCADで考えたのがこんな感じです。
ついでに、AppleのAirTagも内蔵式にしてしまえばもっとスッキリするかなと収納場所を作りました。
このキーケースは、最低限の持ち物をと考え、運転免許証とクレジットカードを収納して持ち歩くので、無くしては大変なのでAirTagが必須です。


材料をあらたか切り出し終えて、刻印を押すなどして、次は縫いの段階です。
ちなみに、この濃紺の革はナガブチさんで購入したオイルレザーです。


ビニモ糸で縫おうという事で手持ちの糸をあてがってみました。
黄色やゴールドで目立つ縫い目にしても良かったのですが、自分の使うシーンを考えてターコイズの一番目立たなそうな糸を選択しました。


全体的に縫い終わったところです。今まで作っていたキーケースに比べてマチをつけた分だけ縫い目の多さが嫌になるという・・・・
残るはアイレットホックをつけて終わり。


背面側のカード入れはこんな感じです。
コバは、青色のアルコール染料を入れてから、トコノールで磨きました。


こんな感じで完成です。
従来のものに比べてると、かっちりとした持ち心地でコンパクトな感じになってくれて、狙い通りの完成品になってご満悦(^^)ノ


AirTag内蔵のところはφ26で抜いただけで終わらせましたが、内側にAirTAGの外寸に合わせたサポートを入れた方が良かったかと思いました。
キーケース金具は、いつものわいわい工房で購入したものを使用しています。


鍵をキーリングに取り付けたり車のキーを取り付けたりカードを刺して使ってみたところです。
少々、寸法に無理があって当初の型紙よりも2mm程度横幅とマチを大きくした方が良かったなと。


次回に同じものを作るのに備えて、CADのデータを修正して終わり。

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